卵管造影検査
おはようございます。今回は、卵管造影検査についてお話したいと思います。
まず、卵管造影検査とは、卵子と精子が出会うために通る道(卵管)が滞りなく通っているのかを検査します。検査方法は、子宮内にチューブを通して造影剤を注入し、X線透視で卵管が通っているのかチェックします。
「死ぬほど痛かった」「二度とやりたくない」「不妊治療で一番痛い検査だった」という周りのコメントやSNSでの投稿を見て、検査前は不安でいっぱいでした。子宮内膜症が卵管部に発生し、癒着して卵管が閉塞していることもあるそうです。
なんの自信かは分かりませんが、「私は絶対に卵管が詰まっているんだ。」と思い込んでいました。だから、すごく痛いはず。となぜか自信がありました。笑
●卵管造影剤の結果と感想
【結果】卵管詰まりなし 医師「綺麗に通ってるねぇ~」
【感想】生理痛の少し痛くないバージョン。全然思ったより余裕!
詰まってないならなんで妊娠できないの?
かかった時間も10分程度で、卵管造影検査は保険適用でお会計は3000円くらいでした。私は卵管が詰まっているから、妊娠できないと思っていたので正直戸惑いましたね。ネットでも調べまくり、じゃあ私は卵管キャッチアップ障害なのか?とも考えました。
考えていてもしょうがないので、とにかく今はゴールデン期。まずは、子作りを頑張りましょう。
ゴールデン期とは、卵管造影検査後3ヶ月は妊娠しやすいというものです。なぜなら、卵管を造影剤で押し流すことで卵管の通りや働きを良くしてくれます。さらに、軽度の詰まりであれば押し流してくれる効果、造影剤が油性だった場合精子の働きが良くなり、妊娠率があがると報告されています。
私は痛恨のミスをしてしまい、風疹の注射を打ったので2ヶ月避妊しなければいけませんでした。卵管造影検査直後のゴールデン期の2ヶ月を無駄にし、最後の1ヶ月子作りに励みましたが、不発に終わりました。みなさん、風疹の注射を打ったら卵管造影検査入れないように気を付けてください。
卵管造影検査が痛かったということは、不妊の原因は卵管が詰まっていたことの可能性が高いということでしょう。その先に他の不妊の原因がある方もいるかもしれませんが、痛かったけど原因が分かってよかったと思っていいんではないでしょうか。
卵管閉塞で、精子と卵子が出会えないのではあれば、体外受精や顕微授精で出会わせてあげれば妊娠できる人が多いでしょう。私の知り合いも卵管キャッチアップ障害で、卵子と精子が出会えず3年近く不妊で悩んでいましたが、体外受精1回で2人の可愛い子供を授かっていました。
こうやって、周りに声をかけるときは冷静にいえるのに。自分のことになるとやっぱり焦ってしまいますよね。
みんなが幸せになれますように。